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XL-80 レーザーの機能を拡張して対角線試験を実施するためのキット

2015年8月

レニショーは EMO 2015 展にて、位置決め対角線計測キットを発表します。レーザーによる対角線試験を使用すると、B5.54 および ISO 230-6 規格に準拠した対角線上での位置決め誤差と反転偏差の計測を行うことができます。ISO 230-6 規格では、対角線上での偏差テストにより工作機械の空間精度を推定できるとされています。この新しいキットを使用すると、短時間で簡単にセットアップを行い、簡単に位置決めして国際規格に準拠したデータ解析を高速で行えるようになります。

レニショーの位置決め対角線計測キットには、XL-80 レーザー干渉計システムを使用してレーザーによる対角線試験を実施するために必要なすべてのものが用意されています。短時間で簡単にセットアップできるように設計されたこのキットは、専用治具が用意されており、これを機械ベッドにマグネットで取り付けて、XL-80 や光学部品アクセサリを固定します。さらに、ビームステアラとスイベルミラー(プレートに取り付け)により、レーザービームと機械の対角線を簡単に位置合わせできます。

この新キットを使用して機械ベッドに XL-80 や光学部品アクセサリを取り付ける主な利点は、1 つの対角線を測定した後、他の部分の対角線にプレートを移動して簡単に再位置合わせできることです。

レニショーでは、ハードウェアシステムに加えて、レーザー対角線試験を簡単に実施するためのソフトウェアもご用意しています。それが XCal-View で、ISO 230-6 および B5.54 規格に準拠したレーザー対角線試験のデータ解析を効率的に行えるようになります。このアプリケーションでは、レーザー対角線試験のデータを取り込んで、主要な偏差を示し結果をグラフィック表示したレポートを作成できます。

レニショーの計測製品および性能モニタリング製品の詳細については、www.renishaw.jp/calibration を参照してください。

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