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XM-60 の機能を拡張するソフトウェア CARTO 2.1 の新機能「フリーランモード」

2017 年 5 月

2016 年 9 月のレニショーマルチアクシスキャリブレータ XM-60 の発売に続いて、新バージョン CARTO 2.1 をリリースし、便利な新機能を提供します。XM-60 の測定プロセスは、ターゲットのセットアップ、各ターゲットでの機械停止中のデータ取得、国際規格に準拠したレポート作成という確立されたレーザーキャリブレーションプロセスを基に開発されています。万能性に優れた XM-60 は、キャリブレーションを行うための基本的な手段として使用できるだけでなく、臨機応変な検査を行うのに最適です。CARTO は EMO Hannover 2017(9 月 18 日~23 日、ドイツ開催。第 6 ホールの B46 スタンド)にてご覧いただけます。

CARTO 2.1 に新規実装された「フリーランモード」を使用すると、位置やターゲット数を定義しなくても、XM-60 で直ちにデータ取得を行えます。このソフトウェアは、位置決めに対する真直度(水平および垂直)、ピッチ、ヨー、ロール偏差を表示します。トリガリングも手動(キー操作)、自動(位置の安定性により)、連続(ユーザーの定義間隔での移動中に取得)で行うことができます。

「フリーランモード」は様々なアプリケーションで大きな威力を発揮しますが、その一例として工作機械の組立があります。工作機械の組立においては、「フリーランモード」を使用して、次の組立段階に進む前や、コントロールシステムが完成する前に軸の真直度とロールをチェックすることができます。複数軸を最速で測定できるこの方法は、ステージメーカーにとっても導入メリットを実感いただけます。

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