高精度レーザー測定のための自動環境補正
温度、気圧そして湿度の変化をモニタリングする XC100 環境補正ユニット。レーザーシステムの精度向上に貢献します
気温、気圧および相対湿度が変化すると、レーザー光の波長に影響が出て、その結果、測定値に誤差が生じるおそれがあります。レニショーの XC100 環境補正ユニットは、環境条件を監視し、測定精度に影響を及ぼす可能性のある変化を自動で補正します。この補正処理を介することで、レニショーの位置決めレーザー測定システムが、幅広い環境条件下においても市場をリードする高い測定精度を発揮できます。
環境補正ユニットで測定精度を向上できる理由
環境補正ユニットは、変化する環境条件がレーザー測定に及ぼす影響を補正するユニットです。
大気状態の変化を測定することによって空気の屈折率を算出し、その結果に基づいてレーザー干渉計の測定値を調整します。レーザー波長の変化が自動的に補正されるため、測定の不確かさが低減され、人的ミスのリスクも抑制されます。
XC100 環境補正ユニット固有のインテリジェントセンサーが、取得したデータをセンサー側で処理し、環境条件を高精度に検出します。この測定値が高頻度で更新され、継続的に演算に使用されることで、環境条件の変動に起因する測定誤差を実質的に除去します。


XC100 のメリット
正確な位置決め測定結果を得るためには、環境補正が不可欠です。
XC100 環境補正ユニットは、レニショーが培った環境補正技術を基盤として開発された、レニショーのキャリブレーション製品における最新の進化形です。XL-80 レーザー干渉計、XM-60/XM-600 マルチアクシスキャリブレータと組み合わせて使用します。また、CARTO ソフトウェアにも対応しているため、レニショーのキャリブレーション製品群全体でシームレスな操作環境を実現します。
XC100 環境補正ユニットは、XC100 ハブ、気温/湿度センサー、物体温度センサーおよびケーブルで構成されています。XC100 ハブはシステムの中核として機能するユニットです。ハブに内蔵の気圧センサーおよびハブ外部のセンサーから取得したデータを処理します。ハブには広視野角の高解像度 LCD タッチスクリーンディスプレイを搭載しており、外部センサーの状態をリアルタイムで確認できます。また直感的にわかりやすい表示で、操作も容易です。
XC100 環境補正ユニットは物体温度の測定も可能です。そのため、異なる温度条件で稼働している機械のキャリブレーション結果を標準温度に換算できます。
パフォーマンスが強化、適応性が向上
正確な測定を実現するには、効果的な波長補正が不可欠です。さまざまな環境条件下で高い測定精度を確保するうえで重要な役割を果たすのが、XC100 環境補正ユニットです。
環境補正の重要性については、干渉法についてのページをご覧ください。



自動
センサーの値は 2 秒ごとに更新され、最新の値をもとに調整が適応されるため、レーザーの精度が常に維持されます。
高精度
レーザーの位置決め測定の値を最高で 0.4ppm に向上できるため、テストの結果や機械の状態に高い信頼性を確保できます。
簡単セットアップ
スナップロック式のセンサーケーブル、内蔵マグネットおよび各種オプションで、幅広い場面や機械に対応できます。



多彩な構成
用途ごとの要件に応じて、気温/湿度センサーと物体温度センサーを任意に組み合わせて使用できます。さらに、気温/湿度センサーは単体で湿度と気温の両方を測定できるため、より高い汎用性を実現します。
熱最適化
独自の設計により、温度変化の発生からセンサーが応答するまでの遅れを低減しています。また、電子回路による自己発熱や、測定対象温度からの熱的な分離が測定温度値に与える影響を最小限に抑えています。
パフォーマンス
高応答なセンシング性能により、環境条件が急激に変動する状況でも、レーザー測定の高い精度を維持します。
セールスチームに問合せ
詳細については、最寄りのレニショーオフィスまでお問い合わせください。