JIMTOF2012に出展 絶対見てほしいわが社の技術
当社の最も得意とする測定技術を駆使することにより、工作機械加工の不良要因を取り除く手法を提案します。
当社が所有する技術と製品を階層構造でわかりやすく図解するため、生産工程ピラミッド(Productive Process Pyramid, PPP)として表現しています。
工作機械加工のポイントは、ピラミッドの底辺から頂点に向かって表される。ピラミッドの構成要素は、工作機械の精度測定・プログラムの作成・工具測定・ワーク芯出し・工具破損検出・工具補正・部品の良否判定・三次元形状測定などである。それぞれの工程の問題点を発見し、自動化するためのソリューションを提案している当社は、一貫したソリューションを提供できる世界唯一の企業である。
当社ブースで、マシニングセンタと三次元測定機上での実機デモにより、その技術的優位性・簡便さを紹介します。
三次元測定機用プローブヘッド PH20
角度回転中も測定可能が独自技術”ヘッドタッチ”により、三次元測定機の動作を止めた状態で、ワーク測定できる。”ヘッドタッチ”は、三次元測定機を動かしてタッチ測定するよりも圧倒的な速さで測定できる。このシステムでは、ヘッドが効率よく動くため、測定タクトタイムを短縮するとともに、小さな測定機でも大きなワーク測定が可能である。ヘッドの回転角度ピッチは無段階になっているため、ワークへのアクセス性が高くなるとともに、スタイラスの干渉を簡単に避けられ、スタイラスの交換回数も大幅に減らせる。汎用ゲージシステム Equator300
汎用性と自動化を進めるためにレニショーは、パラレルリンク構造の汎用ゲージシステムを開発した。ユニークな構造、独特の開発コンセプトにより、量産品の比較測定が簡便になった。複数の異なったパーツに対し、事前にプログラミングするだけで測定できる。このため、設計変更時のプログラム修正も容易である。このゲージシステムは、作業現場の環境で使え、据付が簡単で、邪魔にならないコンパクトサイズに設計されている。
高精度無線式プローブ RMP600
RENGAGE™技術の搭載で従来型プローブよりも能力が大きく進化、広範なアプリケーションでその効果を発揮する。比類ない 3D 精度と繰返し精度により、複雑な形状でも高信頼性の機上計測を実現する。長いスタイラス使用時の精度が大きく向上して、むずかしい形状のプローブ計測がしやすくなり、採用する無線信号伝達(FHSS)方式は、堅牢で信頼性の高い通信をより確かなものにした。
工具計測用無線式プローブ RTS
堅牢でコンパクト、テーブルでケーブルのスペースが不要な無線方式工具計測プローブは、迅速で高精度な工具計測と折損工具検出機能を提供する。 ハードワイヤ式の工具計測システムでは取り付けが容易ではないツインパレットや回転テーブル装備の工作機械に特に適している。 また、インターフェースRMI-Qは、一台のCNC工作機械上で無線式プローブを最高4台動作させることができ、CNCマシニングセンターおよび回転テーブルやツインパレット装備の工作機械に最適である。
回転軸割り出し角度計測システム XR20-W
従来の角度割り出しテーブルに比べて、XR20-W は非常にコンパクトで軽量になっている。また、レニショーで開発した独自のベアリングとエンコーダ技術により、回転軸割り出し角度測定の柔軟性と簡易性を大幅に向上したシステムである。XL-80と組み合わせて使い、ISO230に準拠した割り出し角度測定が自動測定を実現できる。この測定では、角度制限はない。
ダウンロード
- PH20 ヘッドタッチ [3.2MB]
- 医療用パーツを計測するEquator [6.0MB]
- RMP600 [587kB]
- RTS(無線ツールセッター) [677kB]
- XR20-W回転軸割り出し角度計測装置 [1.8MB]
全文書内容およびイメージの著作権:Renishaw plc
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