ラマン分光器の選定
ラマンシステムの選定について、3 本のウェビナーをご用意しています。レニショーのラマン分光器には、優れたパフォーマンスと操作性を実現する、特許取得済み技術が詰め込まれています。
本ウェビナーでは、当社のアプリケーションサイエンティストが、お客様の研究に最適な分光器を選ぶ際の参考になるよう、ラマン分光器の主な構成品について解説いたします。inViaTM コンフォーカルラマンマイクロスコープを使った材料分析のデモをご覧ください。
パート 1: ラマン解析に最適な励起レーザー波長の選定
ラマン分光器には、さまざまな励起レーザー波長をカスタマイズ実装できます。レーザーは、対象となる研究材料に応じて選定します。各波長、出力、焦点タイプについて、当社エキスパートが実例を使いながら解説します。また、以下についても合わせて解説します。
- 蛍光バックグラウンドの影響の低減方法
- サンプル浸透度への励起波長の影響
- サンプルへの損傷を避けつつ信号強度を最大化できる最適な出力
- 焦点タイプ、光学系、励起波長、スキャニングから、レーザーのスポットサイズ、サンプルの測定範囲、空間分解能が受ける影響
ウェビナーをご覧いただければ、お客様が分析したいサンプルに最適なレーザーを選定する方法をご理解いただけるでしょう。
視聴パート 2: 効果的なラマン分光器とは
実際の例を使って、機能パーツが変わることで inVia マイクロスコープのパフォーマンスがどう影響を受けるのかを解説します。また、同様に以下についても解説します。
- 分散型ラマン分光器の光学系
- 分光器の設計によって、スループットや感度がどう変化するか
- 採用するディテクタによって、光学的効率がどう変化するか
- 高いスペクトル分解能と広いスペクトル範囲の両立
- ラマンマイクロスコープの共焦点性の制御
ウェビナーをご覧いただければ、分光器のパフォーマンスに影響を与えるキーファクターについてご理解いただけるでしょう。分析に最適なシステムを選定する際の参考としてください。
視聴パート 3: ラマンマイクロスコープの使用方法のデモ
最後に、実際のサンプルを複数使って、inVia マイクロスコープの操作をご覧いただきます。また、以下についても解説します。
- 装置と光学系 (励起レーザーやディテクタ) の配置
- マイクロスコープの対物レンズの開口数の、感度、空間分解能および共焦点性への影響
- サンプルタイプに応じた照明の使い分け (明視野、暗視野、偏光)
- レーザーの自動切替えと、ラマンスペクトルへのその影響
- 内蔵参照基準を使った、日常的な自動シリコンキャリブレーション
- フィルム、粉末、宝石、液体、大型サンプルのためのホルダとアクセサリ
- ラマンイメージングでどのように空間的な情報を解明できるか
良質なラマンデータの収集方法だけでなく、当社のエキスパートによる実装置を使ったデモをご覧いただけます。
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