CIE Automotive 社、Equator で最適なワーク測定を実現
CIE Automotive 社は、自動車部品やサブアセンブリの製造を専門とするスペインの産業グループである。4 大陸に 108 の生産拠点を有し、ルノーやメルセデスベンツなどの自動車メーカーを相手にビジネスを展開している。
電気自動車への急速な移行や、生産の自動化、デジタル化の進展など、著しい変化を遂げている自動車業界。新ブランドの市場参入によるコスト圧力の高まりもあり、品質向上と性能向上に迫られている。部品メーカーは、ますます厳しくなる公差やスループット要求に対応できる先進的な製造プロセスへ投資していかなければ、生き残っていけないであろう。課題
CIE Automotive 社は保有する検査システムや品質管理システムの汎用性を高めたいと考えていた。主な目的は、ワーク測定の信頼性、繰り返し精度および再現性を向上させることであった。測定作業では、マイクロメータ、ノギス、高さゲージなどの標準的な手動器具を使用していた。
「当社では公差が±11 ミクロンのワークを扱っているため、作業者が違うだけで 4 ミクロンの差があると、それは重大な問題です」と、Metrology Department で Quality Technician を務める Javier Otxoa 氏は述べている。
Javier Otxoa 氏、CIE Automotive 社 (スペイン) の Quality Technician
CIE Automotive 社、Equator システムに対しての技術でワーク測定を最適化
汎用性を求めています。生産ラインには耐用年数があり、サイクルの終わりに達すると、多くの装置は再利用はできません。ですが、Equator™ なら、新旧両方の生産ラインで同じ測定ソリューションを継続して利用できます。
CIE Automotive 社 (スペイン)
解決策
導入済みのレニショー製工作機械用プローブを補完するために Equator™ を導入し、毎日使用している。
現場にある Equator に応じて、当社は 3 交代制で稼働しています。Equator 300 は週 5 日、Equator 500 は週 7 日稼働しています。後者では、インラインのオペレータが、各マシニングセンターで毎時 1 個のワークの検査も行っています。

結果
Equator の導入で、工場内のワーク測定の繰り返し精度と再現性が向上した。Equator で検査が自動化することで、手動器具の使用が原因で生じていた不確実性がゼロになった。
日々の大幅な温度変化や季節的な温度変化に対処できるようなったのも、メリットのひとつである。「夏場は夜間で 15℃、日中で 35℃になることもあり、周囲の温度に応じて補正が必要なときに警告してくれる Equator は非常に役に立ちます」(Javier Otxoa 氏)
さらに、CIE Automotive 社は測定データの記録を自動化し、プロセス能力の見直しや改善を容易にした。これにより、オペレータをより付加価値の高い業務に割り当てることが可能となった。