MODUS™ ゲージングソフトウェア
MODUS は Equator 用の高機能な測定用パッケージソフトウェアです。CAD ベースのプログラミングに対応しており、複雑な輪郭の計測が可能です。
MODUS の概要
MODUS は Organiser からコマンドを受信して DMIS スクリプトを実行します。スクリプトの実行が終わると、そのコマンドを標準 I++ コマンドに変換して UCCserver の Equator に送信します。MODUS は、測定ルーチンをグラフィック表示する直感的なユーザーインターフェースと、幅広い三次元座標測定の機能を備えています。ウィザード機能により、一般的な測定を簡単にプログラミングできます。
MODUS™ を活用することで、単純な形状や複雑な形状、プリズマティック形状、自由形状などあらゆるパーツの形状に対しての測定ルーチンを短時間で作成できます。
MODUS は、SP25 プローブを使用し Equator でのスキャニング測定とタッチ測定の両方のプログラミングに対応しています。スキャニング測定では大量のデータを取得して形状を定義できるため、高精度なフォーム解析が可能です。
主な特徴
- Equator コントローラなど、I++ DME 準拠のメトロロジコントローラに対応
- Equator の比較方法と完全互換
- IGES、STEP、Parasolid®、VDA-FS の中間ファイル形式に対応した、CAD ベースのオフラインプログラミング。作成したプログラムを本体に入るだけで、検証はほぼ不要で測定の準備が整います
- CATIA® (v5 と v4)、Siemens® NX™ (旧 Unigraphics®)、Pro/E®、Solidworks® の CAD/CAM ソリューションとの高度な統合
- DMIS のネイティブサポート
- 認証済み演算アルゴリズム
- テキストとグラフィックによる高性能なレポート機能
- 認証済み Q-DAS を含む結果データの出力
標準化により互換性を向上
DMIS、I++ DME、DML、Microsoft® SQL Server などの業界標準を基盤に開発された MODUS は、既存のプログラムやレポートと高い互換性を備えています。レポート機能として、テキストベースのレポートとグラフィックレポートだけでなく、総合的な SPC 分析用の認定 Q-DAS 形式などさまざまな形式に結果データをエクスポートする機能があります。
また、ユーザー定義の形式でテキストでレポート出力することもできます。グラフィックレポートによって、ウィスカチャートや 3D 形状プロットなど、CAD モデルで結果を表示することも可能です。