集光レンズ
さまざまなサンプルからラマンデータを効率的に取得します。
顕微鏡対物レンズ
レニショーでは、高品質のレンズを慎重に選択しています。各レンズに種々のレーザー波長で徹底した試験を実施し、複数の波長が必要な場合にも適していることを確認しています。
- 高品質 5 倍、20 倍、50 倍対物レンズ - 標準で搭載され、ほとんどの顕微鏡観察測定にお使いいただけます。
- 高 NA (開口数) 100 倍対物レンズ - 高空間分解能と共焦点性が求められる場合に最適です。
- 長焦点、超長焦点、極長焦点対物レンズ - 細胞、マイクロプレート、ウィンドウ越しの測定に使用します。
- 水浸および油浸対物レンズ - 生命科学の研究や屈折率が一致する共焦点測定に最適です。
- 各倍率の N-UV および D-UV 対物レンズ
- カスタムの作動距離および長いスタンドオフの伸縮式光学部品 - 1cm 以上の距離にわたる分析で究極のパフォーマンスを提供します。
長距離遠隔分析 (光ファイバープローブ)
究極の利便性と柔軟性を提供します。ラマン分析をサンプルの場所で行うことができます。
これらのプローブには、できるだけ良いスペクトルを取得できるように、高品質の光学部品とフィルタが使用されています。これらのプローブにオプションのビデオカメラと照明光のパッケージを使用することで、ラマンシステムから離れている場合でも (数十メートル以上)、簡単に、サンプルの正確な部分に位置決めし、フォーカスを合わせることができます。
inVia には、システムに既に設定されている既存レーザーを使用するのでファイバープローブは効果的なオプションになります。分析は WiRE ソフトウェアから自動的にプローブと顕微鏡を切り替えることができるため、使い方がシンプルかつ便利になっています。
inVia による透過ラマン分光法
透過ラマンを使用するとバルクマテリアルの高速定量的分析を行ったり、コーティングや容器を通して中身を調べることができます。
透過ラマンには、inVia の全機能を使用するためのファイバーカップリング式アクセサリを使用します。
- 非常に大きなサンプル (20cm3 超) でも各種成分の相対量を正確に測定
- 大きなサンプルボリュームをマッピングして、混合成分の均質性と成分分布を解明
- 785nm と 830nm の励起レーザー波長を標準装備 (他のレーザー周波数もご要望に応じて承ります)
- ファイバーカップリング式のため、透過ラマンと後方散乱ラマンの両方のレーザーを組み合わせて使用したり、両モードの自動切り替えが可能
- 高速エンコーダ式ステージ (HSES) と組み合わせることで、透過ラマンマッピングを実現
- ご要望に応じて、直径 6mm までの集束/平行照射ビームと各種集光光学部品を実装
詳細について
環境セル
レニショーでは、さまざまなセルを提供しており、これらのセルを使用することで、正確に制御されたさまざまな環境下で in situ ラマン測定およびフォトルミネセンス測定を行うことができます。
ダウンロード: 透過ラマン
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プロダクトノート: inVia による透過ラマン分光法
inVia コンフォーカルラマンマイクロスコープにより、高性能透過ラマン分光とイメージングを行えるようになりました。これによりバ ルクマテリアルの高速定量的分析が可能になります。
レニショーでは、inVia 用に多くのサンプリングオプションとアクセサリをご用意しており、どのような実験上のニーズに対しても確実にサンプルへアクセスし、コントロールできるよう対応しております。