ナビゲーションのスキップ

オペレータ用ソフトウェア Organiser

加工現場のオペレータのためのソフトウェア。

加工現場で使用するソフトウェア Organiser

Organiser による合格/不合格の判定

Organiser は、現場の作業者用の直感的に操作できるソフトウェアです。画像によるプログラム選択、プログラム実行、データレポート機能が搭載されており、初心者でも活用できます。各パーツに対してカスタマイズ画面を作成して、単一操作でゲージ測定を開始できます。

システムがマスターモードなのか測定モードなのかは、アイコンから簡単に判別できます。また、他の機能と共に開始ボタンがハイライトされます。プログラムの実行中には、予想残り時間と停止ボタンが画面に表示されます。測定が完了すると、合否ウィンドウが表示され、公差内の形状数を把握できます。

Process Monitor 機能によって、測定履歴がグラフ表示されます。また、色分けされたバーグラフで、直感的に測定結果がわかるような画面構成になっています。さらに、温度、時間、測定パーツ数に応じて、マスタリングプロセスを管理することもできます。測定結果履歴は、加工を管理するうえで必要不可欠な機能です。

プログラム選択

Organiser 26_540

Organiser では、複数の測定プログラムを、「パーツグループ」にまとめて保存できます。プログラム選択画面では、スクロールしてプログラムやフォルダを参照し、マウスでクリックして選択します。

パートプログラムは、パーツ番号やパーツの画像で区別したり、バーコードスキャナで選択したりできるため、パーツに適したプログラムを確実に選択できます。

プログラムの実行

Organiser 35 カウンター

プログラムの初回実行時には、マスターパーツを測定して Equator を初期設定する必要があります。Equator のベースに適切なフィクスチャと治具プレートを取り付け、マスターパーツをフィクスチャに取り付けます (マスターパーツは、加工現場の環境温度になじむよう Equator の近くで保管します)。

その後、Organiser をマスターモードで起動します。マスタリングルーチンが完了すると、自動的に測定モードに切り替わります。これで、次回のリマスタリングまで続けて製造パーツを測定できる状態になります。リマスタリングは任意のタイミングで行うか、Process Monitor の機能で頻度を管理します。