無線信号伝達式製品のサポート
無線信号伝達式製品のサポートページへようこそ。無線信号伝達式製品についてご紹介します。
無線システムのアップグレード
既に RMI を使用している場合は、最新の無線システム「RMI-QE」へのアップグレードをご検討ください。
QE システムの新機能や互換性については、本ページにてご紹介しております。
詳細やアップグレードについては、レニショーまたは代理店までお問い合わせいただくか、下記を参照してください。
問合せQE シリーズの特徴
新しい無線信号伝達式製品である QE シリーズの特徴について、ご紹介します。

高速データ通信
QE シリーズには、最新の無線通信技術が標準搭載されており、データ伝送速度の従来比 2 倍を実現しています。
低消費電力かつ低遅延で、周囲の干渉に強い「周波数ホッピングスペクトラム拡散 (FHSS)」方式を採用しています。

RENGAGE™ プローブの耐振動性向上
プローブのトリガーフィルタが、レベル 1 (低遅延)、レベル 2 (一般用途) そしてレベル 3 (対高振動環境) に分類されました。
RMP400 および RMP600 QE プローブでは、レベル 3 フィルタが強化され、振動を半分の時間で除去し、計測の遅延の大幅な短縮を実現しています。

Opti-Logic™ に対応
QE シリーズは Opti-Logic を標準搭載しており、スマートフォンを使ったセットアップや設定が可能です。

Trigger Logic™ の改良
Trigger Logic を使ったプローブのマッチングや工場出荷値へのリセットが簡単になりました。
その他の機能改善...
省エネモード - QE プローブは電池寿命が最適化されているため、また QE 製品間の通信が強化されているため、省エネモードが不要になりました。ただし、QE プローブを RMI-Q と使用する場合は、Q 無線プロトコルで通信するため、省エネモードが自動的に有効になります。
Trigger Logic™ を使ったマッチング - マッチングモードとは、無線信号伝達式プローブとインターフェースを、通信できるように接続するためのモードです。このマッチングモードを立ち上げるための手順を改善しました。
QE シリーズでは、マッチングモードが Trigger Logic メニューの最初に出てくるため、プローブに電池を入れて電池の状態が LED の点滅で示された後、すぐにマッチングに移行できます。
マスタリセット機能 -QE シリーズには、プローブ設定を間違えて変更した場合に使用できるマスターリセット機能が実装されています。
マスターリセット機能を適用すると、現在のプローブ設定がすべてクリアされ、デフォルト設定に戻ります。詳細は各プローブのインストレーションガイドおよびユーザーガイドを参照してください。
無線信号伝達式製品の互換性
高精度プローブと標準精度プローブについて、互換性をご覧ください。
プローブとインターフェースの互換性について、下表にまとめております。各インターフェースは、対応プローブのいずれとも組み合わせて使用できます。
製品バージョンの確認方法については、本ページ下部のイメージガイドをご覧になるか、最寄りのレニショーオフィスまでお問い合わせください。
プローブとインターフェースが非互換の場合は、最寄りのレニショーオフィスまでアップグレードについてお問い合わせください。
プロトコル | RMI | RMI-Q | RMI-QE | |
RMP40 | (レガシー) | 互換 | - | - |
(Q) | 互換 | 互換 | - | |
(QE) | - | 互換 | 互換 | |
RLP40 | (レガシー) | 互換 | - | - |
(Q) | 互換 | 互換 | - | |
(QE) | - | 互換 | 互換 | |
RMP60 | (レガシー) | 互換 | - | - |
(Q) | 互換 | 互換 | - | |
(QE) | - | 互換 | 互換 | |
RMP400 | (レガシー) | - | - | - |
(Q) | 互換 | 互換 | - | |
(QE) | - | 互換 | 互換 | |
RMP600 | (レガシー) | 互換 | - | - |
(Q) | 互換 | 互換 | - | |
(QE) | - | 互換 | 互換 | |
RMP24-micro | (レガシー) | - | - | - |
(Q) | - | - | - | |
(QE) | - | - | 互換 | |
RMP40M | (レガシー) | 互換 | - | - |
(Q) | 互換 | 互換 | - | |
(QE) | - | 互換 | 互換 | |
RMP60M | (レガシー) | 互換 | - | - |
(Q) | 互換 | 互換 | - | |
(QE) | - | 互換 | 互換 | |
RTS | (Q) | 互換 | 互換 | - |
(QE) | - | 互換 | 互換 |
プローブの世代の確認方法
レニショープローブの世代の確認については、以下を参考にしてください。

レガシープローブ
レガシープローブには世代マークがありません。
Q プローブ
世代マーク Q が刻印されています。
QE プローブ
製品名と「QE」が刻印されています。インターフェースの世代の確認方法
レニショーインターフェースの世代の確認については、以下を参考にしてください。

RMI
「RMI」の刻印があります。

RMI-Q
「RMI-Q」の刻印があります。

RMI-QE
「RMI-QE」の刻印があります。
無線信号伝達式プローブのトリガーフィルタ設定について
トリガーフィルタとは
プローブは、強い振動を受けると、ワークなどにタッチしていなくてもトリガー信号を出力してしまうことがあります (誤トリガーと呼ばれます)。
トリガーフィルタとは、プローブに正しい計測ポイントを認識させ、振動によるトリガーを無視させることで、誤トリガーを防止する機能です。
トリガーフィルタでは、振動によって誤って発生するトリガーを時間を基準にして除去し、正しい計測ポイントを検出します。プローブが一定時間トリガー状態を維持した場合にのみ、正しい計測ポイントとして認識されます。振動によるトリガーは通常、高い周波数で発生するため、時間を基準にしたフィルタで容易に除去できます。

- レベル 1: 機械加速域でのアプローチ距離の短い計測時に使用する低遅延モードです。
- レベル 2: 一般的な用途に適したモードです。
- レベル 3: 高速位置決め移動、または高速での重いスタイラスによる計測に使用するモードです。
プローブ | 工場出荷値設定 | レベル 1 | レベル 2 | レベル 3 |
RMP40 | レベル 1 | 選択可 | 選択可 | 選択可 |
RLP40 | レベル 1 | 選択可 | 選択可 | 選択可 |
RMP60 | レベル 1 | 選択可 | 選択可 | 選択可 |
RMP400 | レベル 2 | 選択可 | 選択可 | 選択可 |
RMP600 | レベル 2 | 選択可 | 選択可 | 選択可 |
RMP24-micro | レベル 1 | 選択可 | 選択可 | - |
RMP40M* | - | - | - | - |
RMP60M* | - | - | - | - |
RTS | レベル 1 | 選択可 | 選択可 | - |
*モジュラ式プローブ: RMP40M と RMP60M は通信ユニットのため、追加のプローブが別途必要です。詳細については LP2 または MP250 をご覧ください。
無線通信プロトコルについて
周波数ホッピングスペクトラム拡散 (FHSS) 方式とは
周波数ホッピングスペクトラム拡散 (FHSS) 方式とは、レニショーの無線信号伝達式製品の通信に採用している無線プロトコルです。干渉に強く、工作機械用プローブに最適です。
データは疑似ランダムな周波数を用いて高速送信されます。このパターンにより、帯域全体にわたって複数の異なるチャンネルで送信されるため、干渉を防ぐことができます。1 回の送信だけで、インターフェースがデータを受信して工作機械のコントローラと通信することができます。

マルチプローブモード (MPM)
RMI-QE はレニショープローブと QE プロトコルで通信します。高機能なセンサーとの将来的な互換性を確保するために、機器の検証中に追加手順が実行されています。
具体的には、無線信号伝達式プローブはマルチプローブモードで RMI-QE に接続できません。ただし、RMI-Q との接続時は依然としてマルチプローブモードを使用できます。
RMI-Q | RMI-QE | |
Q プローブ | MPM 有効 | MPM 無効 |
QE プローブ | MPM 有効 | MPM 無効 |
