社会
英知を結集し、責任ある事業活動に取り組み、人材と地域社会を代表することに意欲を持つ、多様で包摂的なチームを育成することで、イノベーションを創出します
レニショーの人材戦略
レニショーは、成長戦略の推進および ESG 目標の達成において、人材ひとりひとりの専門性に大きく依存しています。そのため、従業員を支援するための方針やプロセスの整備および強化を継続的に行っています。具体的には、従業員への適切な評価や報酬、レニショーにおいて充実したキャリアを築くための適切な枠組みの提供、そして「責任ある事業活動」とは何かについて明確な期待を示すことなどです。
責任ある採用慣行
当社は、公正で、スキルに基づき、かつ包摂的な採用を通じて、世界中から優れた人材を惹きつけ、定着させることを目指しています。採用における偏りを減らし、アクセシビリティを高め、社員が活躍できる企業文化を育むため、採用プロセスは継続的に改善しています。当社の採用プロセスは、応募者の背景、属性、個人的な事情にかかわらず、すべての人に平等な機会を提供するよう設計されています。スキルや能力に重点を置くことで、すべての候補者が公平に評価され、有意義な貢献を果たすための最良の機会が与えられるようにしています。
行動規範および誠実さという価値観に基づき、レニショーは、各地域の文化や法的枠組みを尊重しつつ、グローバル全体で公正な採用慣行を徹底することに取り組んでいます。これらの原則は当社の採用戦略の中核を成すものであり、持続可能な成長とイノベーションを推進する人材基盤の構築に不可欠です。
平等性、多様性およびインクルージョン
当社は、平等性、多様性およびインクルージョン (EDI) は単なる規制要件ではなく、イノベーションを促進し、企業文化を強化し、「Transforming Tomorrow Together (共に未来を変えていく)」という当社の目的を支える戦略的に重要な要素であると考えています。実効性のある EDI の進展には継続的な取組みが不可欠です。今後も改善と協働を重ねていくことにコミットしています。
環境および安全衛生
レニショーの取締役会は、社員、協力会社、顧客、その他の来訪者を含め、当社の拠点で働く、または訪れるすべての人々の環境保護および安全衛生の確保に責任を負っています。その実現のため、取締役会は CEO である Will Lee を、環境および安全衛生を担当する Director に任命しています。同氏は、環境および安全衛生管理システムの実施、レビュー、報告の状況を監督するとともに、取締役会レベルで環境および安全衛生ガバナンスに対するリーダーシップと監督を担当しています。
教育および能力開発
社員の教育および能力開発は、すべからく当社の事業の成功に不可欠です。そこで当社では、個人のキャリア形成と組織の成功を支えるスキル、知識、行動の開発に向けた明確な枠組みを提供するとともに、生涯学習を促進する文化を育んでいます。当社の価値観に基づき、学習機会をすべての社員に開かれたものとし、社員と管理職の間で責任を共有することを奨励するとともに、事業目標と整合した実効性のある人材育成を実施しています。
ウェルビーイング
ウェルビーイングは引き続き重点領域であり、メンタルヘルスファーストエイダーのネットワークは拡大を続け、現在 107 名が訓練を完了しています。ウェルビーイングプラットフォームを通じて新たなリソースを導入するとともに、ストレスへの理解や境界線の設定といった重要なテーマに焦点を当てたグローバルイベントも実施しています。すべての社員は社員支援プログラム (EAP) を利用でき、英国の主要拠点では、毎月現地でカウンセラーによるサポートも提供されています。
勤務時間
当社は、事業を展開する各地域において、業務の卓越性と社員のウェルビーイングの両立を支えるグローバルな職場環境の構築に取り組んでいます。勤務時間の制度は、各国や地域の労働法、文化的慣習、事業上のニーズを反映して設計しています。また、社員が支援され、力を発揮できていると感じられるよう、信頼、説明責任、包摂性を重視する企業文化の醸成を目指しています。
地域社会との関わり
レニショーは、社会的責任を果たす形で事業を行っており、地域社会との関わりにおいて、オープンで、誠実かつ一貫した姿勢を保つことを目指しています。各国では、地域ごとの文化やニーズに合わせて地域社会との関わり方を調整していますが、当社では特に以下の 3 分野に注力しています。
- 支援プログラムを通じた STEM 教育の推進
- 地域社会および地域ビジネスの取組みへの参画
- 慈善団体および非営利団体への資金的および広報面での支援



STEM 支援活動
多様な人材パイプラインを構築する方法のひとつが、当社の STEM (科学、技術、工学、数学) 教育プログラムです。レニショーは、学校、大学など、さまざまな教育機関の学生と積極的に関わっています。
レニショーのパートナー
私たちは、当社のコアバリューを共有する組織と連携しています。これらの組織は、イノベーションの促進、誠実さの維持、人材の意欲向上、そして当社が事業を展開する地域社会や産業の支援に尽力しています。
レニショーチャリティ委員会
レニショーチャリティ委員会は、社員代表で構成されており、2 か月に 1 回会合を開いています。この委員会は、会社から提供される資金を、レニショーの主要な英国拠点周辺の慈善団体およびボランティア団体を支援するために配分する役割を担っています。
人権
当社は複雑なグローバルなバリューチェーンの中で事業を展開しており、世界中で約 3,000 社のサプライヤと取引を行っています。責任ある企業として、サプライチェーンの持続可能性の向上と人権の保護に取り組んでいます。当社は、現代の奴隷制、児童労働、紛争鉱物といったリスクを特定し、管理するためのプロセスを強化してきました。内部レビューにより、各国および地域のグローバルチームが当社の方針を一貫して適用し、関連法規を遵守していることを確認しています。また、現代の奴隷制に関するグローバルポリシーの導入を進めており、関連するリスクへの理解と意識向上を目的として、すべての社員に向けて、より明確なガイダンスと研修を提供しています。

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